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 洋画を中心とした映画鑑賞記録。ネタバレにご注意ください!
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17歳の処方箋 -- IGBY GOES DOWN
all cinema online 詳細ページへ 2002年 アメリカ / ドラマ
  監督 : バー・スティアーズ
  脚本 : バー・スティアーズ
  出演 : キーラン・カルキン, スーザン・サランドン
  ライアン・フィリップ, ジェフ・ゴールドブラム
  -- DVD / 満足度 ★★★☆☆

将来に対する不安、焦り、甘え、驕り…、10代特有の心のざわめきを誰もが一度は経験したことがあるだろう。主人公のイグビーも同様、行き場のないもどかしさを胸に、混沌とした思春期を送っていた。普通とはちょっと違う感性を持ったイグビー、一見家庭環境が原因であるかのように思えるが、本当の理由はそうじゃない。私が思うに、彼は初めから自己解決の道をちゃんと悟っていた。実のところ、登場人物の誰よりも大人なのは彼である。それは、(血の繋がりはないが)父親との関係を描いたシーンからも明らかで、彼は未熟なのではなく早熟であるが故に悩んでいるのだと。だからだろうか、彼のもがく姿を見ても、どこか平然としていられる自分がいる。だって、彼は十分知っているのだから。
また、細かい点について言えば、出演者それぞれのキャラクターが変に強調され過ぎているせいで、画面上にばらつきが生まれ、延いては登場人物の関係性までもがてんでんばらばらに結ばれてしまっているような印象を受ける。例えば、同じくオールスターキャストで臨んだ 『ライフ・アクアティック』などは、個性の強い俳優を揃えながらも監督が上手くそれを操っていたように思うが、本作に関してはその点の力量不足を強く感じる。しかし、キャストに一体感がないからといって個々の演技まで批判する気はない。強烈な「死に顔」で、冒頭から迫力満点のスーザン・サランドン、いつものことながら抑制の効いた演技がとことん上手いライアン・フィリップ、ただ座って俯くだけで圧倒的な存在感を放つビル・プルマン。
名優達の演技を眺めるのはやはり楽しい。
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