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 洋画を中心とした映画鑑賞記録。ネタバレにご注意ください!
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シッピング・ニュース -- THE SHIPPING NEWS
all cinema online 詳細ページへ 2001年 アメリカ / ドラマ
  監督 : ラッセ・ハルストレム
  脚本 : ロバート・ネルソン・ジェイコブス
  出演 : ケヴィン・スペイシー, ジュリアン・ムーア
  ジュディ・デンチ, ケイト・ブランシェット
 -- DVD / 満足度 ★★★★☆

『シッピング・ニュース』は、心に傷を負ったある1人の中年男性が、新しい土地で失った自尊心を取り戻すまでを描いた物語。この映画の良さは、ケヴィン・スペイシー演じる主人公クオイルの心の成長が、リアルに表現されている点にある。
父親による虐待と、愛した女性の裏切りによって、深く傷を負ったクオイル。彼を癒したのはニューファンドランドの地だった。切り立った岩、吹き荒ぶ冷たい風、孤立した村、彼が選んだ再生の地は、まさしく彼自身を象徴していた。しかし、ジュリアン・ムーア演じるウェイヴィーとの出会いが彼を変える。同じような痛みを背負った彼女は、クオイルを理解し、励まし、温かい愛で包む。そして春は訪れた。この作品は、人間の脆さや逞しさといったものを厳しい自然と対比することで伝えようとしている。独特な視点だが、それが返って解釈の幅を広げ、想像させる楽しさを生み出していたと私は思う。
また、この作品の素晴らしさはキャストの働きにも言える。ケヴィン・スペイシーの表情、ジュリアン・ムーアの感受性、ジュディ・ディンチの凄み、ケイト・ブランシェットの冷たさが、登場人物の人間味を深め、味わい深いものに変えている。こういうテイストの作品をすんなり受け入れられるようになった今、私も随分成長したなぁとしみじみ感じる。
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