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ゲーム -- THE GAME
all cinema online 詳細ページへ 1997年 アメリカ / サスペンス
  監督 : デヴィッド・フィンチャー
  脚本 : ジョン・ブランカトー, マイケル・フェリス
  出演 : マイケル・ダグラス, ショーン・ペン
  デボラ・カーラ・アンガー, ジェームズ・レブホーン 
 -- DVD / 満足度 ★★★☆☆

アメリカ人はサプライズパーティーが大好きだ。『ゲーム』はその究極の形と言っていい。この作品に登場するCRS社とは、 " ゲーム " の主人公となる人物の、性格や生い立ち、趣味嗜好から資産状況までを隈なく調べ、「主人公専用のゲーム」を作成し、提供する会社。マイケル・ダグラス演じる主人公のニコラスは、弟からの誕生日プレゼントとして、このゲームへの招待状を受け取るという設定だ。
日々、自殺した父親の幻影に悩まされ、仕事の行き詰まりにストレスを感じ、信用できるものは金くらいしかないようなニコラスにとって、用意されたゲームのテーマは、まさに己との戦い。ゲーム中に全財産を失うことも、弟を撃ち殺すことも、父親と同じように身を投げることも全て、自らを縛り付けていた鎖から解放されるためのプロセスだったように思う。『セブン』にしても『ファイト・クラブ』にしても、こういうテーマはフィンチャー監督の十八番といったところだろうか。
ラストシーンで弟が言う。「兄さんが嫌な奴になっていくのを見ていられなくてね」
ニコラスが答える。「ありがとう」と。ゲームを終えた彼は、それ以前の彼とは明らかに別人だった。この作品を高校生の頃に見た時は、ここまでの心理背景を読み取ることができなかったのだが、今回二度目の鑑賞で、意外と奥深いテーマを秘めていることに気づいた。また、この映画は主人公の身になって見なければ全く意味がないということも。つまり、我々にとっては嬉しくも楽しくもないゲームのシナリオも、主人公にとっては最高のプレゼントであるということを。
ただ、この " ゲーム " ではなく、『ゲーム』自体のシナリオに関して言えば、ラストの展開にもう一捻り加えた方が、サスペンスとしての要素も生きたように思う。「どんでん返し」は、やり過ぎも困りものだが、逆に味気ないのも結末が読めてしまってがっかりなことがある。その中間の見極めが、やはり難しいところなのだろう。
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