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 洋画を中心とした映画鑑賞記録。ネタバレにご注意ください!
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ハイスクール白書 優等生ギャルに気をつけろ! -- ELECTION
all cinema online 詳細ページへ 1999年 アメリカ / コメディ
  監督 : アレクサンダー・ペイン
  脚本 : アレクサンダー・ペイン
  出演 : リース・ウィザースプーン, クリス・クライン
  マシュー・ブロデリック, ジェシカ・キャンベル
 -- DVD / 満足度 ★★★★☆

見終わった今、なんだか逆転サヨナラホームランを打たれたような気分だ。
初めは嫌な予感がしていた。回想を用いたストーリー運びにナレーションの細かい説明が加わる。なんでそこまで?と思うほど丁寧で退屈だ。しかし、この作品の盛り上がりは、後半部分にちゃんと用意されている。それまでの長い導入部は、しっかりとクライマックスへの伏線となっていて、最後の最後で絶妙なまとまりをみせる。複数の人物にスポットライトを当てながら、それぞれにちゃんとオチがあるのも嬉しい。私はこの作品の構成の上手さに感動してしまった。
さて、本作に登場する人物は、どいつもこいつも身の回りにいそうな奴ばかりだ。優等生、目立ちたがり屋、自己中、偽善者、そして夢も希望もない人間。中でもリース・ウィザースプーン演じる優等生、トレイシーの描き方が格別に良かった。野心家で根っからの優等生気質な彼女は、やること全てが完璧でなければ気がすまない。選挙ポスターのテープの貼りから有権者に振舞うマフィンの準備まで、全くの抜かりがない。ウィザースプーンのキャラクターは、そんな彼女にぴったりハマっている。悔しがる顔、してやったりの顔、喜ぶ顔、ここぞとばかりに彼女のファニーフェイスが大活躍する。異彩を放つユニークさが彼女の持ち味だ。
しかし、面白いキャラクターは彼女だけではない。マシュー・ブロデリック演じる冴えない高校教師がこれまたいい味を出している。常々、自分とは対極のトレーシーを疎ましく思っている彼は、彼女を哀れに思うことで何とか心のバランスを保っていた。「夢に向かってまっしぐらな人間って痛々しいよ」という負け犬の遠吠え同然の発言が、いかにも彼らしくて笑えてくる。私はそんな彼が大好きだ。なぜなら彼はとことんタフなオプティミストだから。それは彼が最後に放ったセリフからもわかる。「いつでもやり直せるところが、アメリカの素晴らしいところ。」
そう呟く彼を、なぜだか私は羨ましいと思った。
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ハイスクール白書 優等生ギャルに気をつけろ!
アメリカ、ネブラスカ州オマハにある高校で平凡な教師をしているジム。トレーシー・フリックは成績抜群何をやらせても完璧な生徒でもちろん今回の生徒会立候補には命を掛けている。そんなトレーシーが気に食わないジム
| Cinematheque | 2006/11/04 9:07 AM |