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 洋画を中心とした映画鑑賞記録。ネタバレにご注意ください!
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デブラ・ウィンガーを探して -- SEARCHING FOR DEBRA WINGER
all cinema online 詳細ページへ 2002年 アメリカ / ドキュメント
  監督 : ロザンナ・アークエット
  脚本 : ―
  出演 : パトリシア・アークエット, デブラ・ウィンガー
  ホリー・ハンター, フランシス・マクドーマンド
  -- DVD / 満足度 ★★★★☆

この映画を、ゲティスバーグの演説風に言うならこうだろう。

ロザンナ・アークエットの、ロザンナ・アークエットによる、ロザンナ・アークエットのための作品。全ては彼女のためにあるのだ。

つまり、この作品は何かを伝えようとしているのではない。女優として生きる彼女がこの作品を通して人生の答えを見つけようとしているのである。
世には嫌気がさす程の自己満足的な作品が数多くあるが、これに関してはそのような印象はない。そう思わせるのもロザンナ・アークエット自身の人徳の賜物なのだろう。

彼女は本編に先立って次のようなことを述べている。
「家庭と仕事を両立させてバランスは取れないのか、ずっと答えを探してる」「私がこの映画を撮る理由は恐らく色んな人たちの話が聞きたいからだと思う。犠牲を払いながら創造する意味を....」「なぜ私は苦しみながら懸命に挑み続けるのだろう」
彼女はその答えを見つけるため、34人の女優と向き合う旅に出る。

話は子育ての悩みから整形の賛否まで幅広く及び、次第に焦点がぼやけていくようにも見えた。しかし、制限の無い自由なことが返ってありのままの彼女らを映し出すことにつながっていたとすれば御の字だろう。
その中でも私が一番印象に残ったのは、フランシス・マクドーマンドの一言である。
「美容整形?今を耐えれば一人勝ち。10年後、54歳のいい女優が必要な時に、その役は独り占めよ」
「ありのままが一番美しい」だなんて使い古された言葉よりも、ずっと率直で気持ちがいい。そう言う彼女の口振りからは賢さや人としての大きさも感じられた。

ところで、結局、ロザンナは答えを見つけられたのだろうか。私が見る限りそうは思えない。彼女はこれからも自問自答を繰り返していくのだろう。
しかし、風当たりの厳しいショービズ界の中で自分という人間を見失わないよう素直に懸命に生きようとする彼女の姿は、逞しく、そして美しく輝いて見えた。

【余談】
エンドロールで流れてきたロザンナからのメッセージの中に、「コートニー&デヴィッド・アークエット、あなたたちの寛大さと自宅を使わせてくれたことに感謝する」っていう一文があったけど、一体誰のインタビューの時に使ってたんだろうか....気になる。
| 映画レビュー(タ) | comments(2) | trackbacks(0) |
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READ COMMENTS
Laylaさん>>
こんにちは!コメントありがとうございます。
年齢によって、この作品の見方も随分と変わるでしょうね。私の母親はこの作品をどう見たのか聞いてみたいです。
コートニーの家、気になりますよね?!
どれもホテルのような素敵な雰囲気だったので、エンドロール見て「家??」って思っちゃいました。
ほんとどこなんだろう(笑)。
| yumiko | 2006/02/14 12:04 PM |

こんにちは☆
これ、TSUTAYAで見つけてからずいぶんと借りずじまいだったのですが、yumikoさんの記事に刺激されて今日見ました☆
確かにロザンナのための映画だけど、自己満に終わらないのは、テーマが今の家庭を持ちながら働く女性にとって普遍的なものであるからでしょうかね、、(女優という立場はおいておいて)
いろんな意味で面白かったです。40くらいの自分に見せたい(笑)覚えてるかな、、
コートニーってコートニー・コックス・アークエットですよね??ずっとどこがコートニーの家だろうって思いながら見ちゃいましたよ(笑)
| Layla | 2006/02/11 11:12 PM |

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