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 洋画を中心とした映画鑑賞記録。ネタバレにご注意ください!
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M:i:III -- M:i:III
all cinema online 詳細ページへ 2006年 アメリカ / アクション
  監督 : J ・J ・エイブラムス
  脚本 : J ・J ・エイブラムス 他
  出演 : トム・クルーズ, フィリップ・シーモア・ホフマン
  ヴィング・レイムス , ミシェル・モナハン, マギー・Q
  -- Theater / 満足度 ★★★★☆

約2年もの間、映画館から遠ざかっていた私が久々の劇場鑑賞に選んだのは、「ミッション:インポッシブル」シリーズの第三弾。周知の通り、監督がそれぞれ異なる本シリーズは、続き物でありながら作風の違いを楽しめるという点で実に有意義な作品である。そう前置きしたところで本作に話題を戻そう。冒頭の拷問シーンを見た瞬間に、「なるほどね」と深く納得したのはおそらく私だけではないだろう。JJの代表作である『エイリアス』をよく知る人なら、本作との共通点がすぐにわかるはずだ。物語の随所にミステリアスな要素やフラッシュバックを効果的に取り入れ、時間の経過をストーリーに深く絡めるなど、JJが得意とする手法が数多く見られる。そもそも『エイリアス』に惚れ込んだトム・クルーズが、自ら自宅まで出向いてJJを口説き落としたというのだから当然といえば当然だ。莫大な製作費を投じたアクションシーンは、質・量ともに文句なしの出来と言っていい。派手は派手でも、単なるカーアクションや銃撃戦の連続とは一味違い、オリジナリティー溢れる工夫の数々で見る者を存分に楽しませてくれる。特に、乱立する風力発電機の隙間を縫うように繰り広げられるヘリコプターチェイスは圧巻の一言。あの複雑な空間でのスリリングな攻防劇は、「一歩違えば…」という観客の不安感を弄ぶかような攻めの姿勢が十分に感じられて、ついつい嬉しくなってしまった。また、飛行機からターゲットを吊り下げた中盤の拷問シーンもそうだが、「あるある」とは決して言わせない度肝を抜いた特殊効果の連続に、アイディアの豊かさと、この作品にかける情熱を見せつけられた気がした。ただひとつ残念だったのは、これまで極秘にされていた組織の内情や主人公のプライベートを鮮明に描きすぎていた点だ。前2作とは指向を変え、家族や仲間を守るという人間の感情的な側面にスポットを当てた分、描かざるを得なかった事情も理解できるが、その説明がややお節介に感じる場面も多々あった。しかし、それを除けば120分にすっきりとまとめた手堅い作品であると高評価できる。さて、本作がトム・クルーズの汚名返上に一役買っているとかいないとか、おかしな噂が飛び交う中、これが劇場映画初監督作となったJ ・J ・エイブラムス 、どうやら船出は上々のようだ。
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17歳の処方箋 -- IGBY GOES DOWN
all cinema online 詳細ページへ 2002年 アメリカ / ドラマ
  監督 : バー・スティアーズ
  脚本 : バー・スティアーズ
  出演 : キーラン・カルキン, スーザン・サランドン
  ライアン・フィリップ, ジェフ・ゴールドブラム
  -- DVD / 満足度 ★★★☆☆

将来に対する不安、焦り、甘え、驕り…、10代特有の心のざわめきを誰もが一度は経験したことがあるだろう。主人公のイグビーも同様、行き場のないもどかしさを胸に、混沌とした思春期を送っていた。普通とはちょっと違う感性を持ったイグビー、一見家庭環境が原因であるかのように思えるが、本当の理由はそうじゃない。私が思うに、彼は初めから自己解決の道をちゃんと悟っていた。実のところ、登場人物の誰よりも大人なのは彼である。それは、(血の繋がりはないが)父親との関係を描いたシーンからも明らかで、彼は未熟なのではなく早熟であるが故に悩んでいるのだと。だからだろうか、彼のもがく姿を見ても、どこか平然としていられる自分がいる。だって、彼は十分知っているのだから。
また、細かい点について言えば、出演者それぞれのキャラクターが変に強調され過ぎているせいで、画面上にばらつきが生まれ、延いては登場人物の関係性までもがてんでんばらばらに結ばれてしまっているような印象を受ける。例えば、同じくオールスターキャストで臨んだ 『ライフ・アクアティック』などは、個性の強い俳優を揃えながらも監督が上手くそれを操っていたように思うが、本作に関してはその点の力量不足を強く感じる。しかし、キャストに一体感がないからといって個々の演技まで批判する気はない。強烈な「死に顔」で、冒頭から迫力満点のスーザン・サランドン、いつものことながら抑制の効いた演技がとことん上手いライアン・フィリップ、ただ座って俯くだけで圧倒的な存在感を放つビル・プルマン。
名優達の演技を眺めるのはやはり楽しい。
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Mr. & Mrs. スミス -- MR. AND MRS. SMITH
all cinema online 詳細ページへ 2005年 アメリカ / アクション
  監督 : ダグ・リーマン
  脚本 : サイモン・キンバーグ
  出演 : ブラッド・ピット, アンジェリーナ・ジョリー
  ヴィンス・ヴォーン, アダム・ブロディ
  -- DVD / 満足度 ★★★★☆

本来映画を見る姿勢として、演じ手のプライベートを役柄に重ね合わせる行為はご法度中のご法度である。しかし、実際に付き合っている2人が恋人役で共演している作品に関しては、役者と役柄とを切り離して見ることなど不可能に近い。
『バニラ・スカイ』然り、『アイズ・ワイド・シャット』然り。しかし、この『Mr.&Mrs.ス ミス 』だけは私の余計な好奇心が作品を楽しむ上でプラスに働いていたように思う。この作品は、言うならば壮大な夫婦喧嘩の物語。主人公夫婦がカップルセラピーを受けている冒頭から、ステレオタイプ的なアメリカ人夫婦の実態が風刺されていて楽しい。実のところ、「会話がない、セックスがない」といった平凡な夫婦の悩みが、この作品の根本を支える1つのファクターになっていると言っていい。そして溜まった不満が爆発した時が夫婦喧嘩の始まりだ。普通の家庭なら花瓶や皿を投げ合って終わるところがス ミス夫妻の場合は最新兵器が相手を狙う。このスマートさの欠片もない荒々しさが、『Mr.&Mrs.ス ミス 』の魅力でもある。アンジェリーナ・ジョリーが過激な衣装でショットガンを乱射する派手さが、ブラッド・ピットがパンツ一丁でバズーカ砲をぶっ放す潔さが、何とも爽快で気持ちいい。そしてまた、「ケンカの後は激しいセックスで仲直り」という一種の恋愛セオリーまでもがおまけとして付け加えられているのも憎らしい演出だ。ただ、これらが全て、ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーのそう遠くない未来を想像させてしまうのが何とも皮肉である。
さて、毎回私を悩ますヴィンス・ヴォーンの演技だが、今回ばかりは例外だ。姿の見えない母親に向かって話しかける設定、これはどう見ても『サイコ』のパロディだろう。肉汁のような気持ちの悪い汗をかいて、「ママー!ママー!」と叫ぶ姿がノーマン・ベイツの不気味さを彷彿とさせる。彼にはマザコン役が意外と似合っているのかもしれない。
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SPUN スパン -- SPUN
all cinema online 詳細ページへ 2002年 アメリカ ・スウェーデン / 青春
  監督 : ジョナス・アカーランド
  脚本 : ウィル・デ・ロス・サントス 他
  出演 : ジェイソン・シュワルツマン, ミッキー・ローク
  ブリタニー・マーフィー, ミーナ・スヴァーリ
 -- DVD / 満足度 ★★☆☆☆

監督のジョナス・アカーランドとは、ミュージック・ビデオ界では巨匠と称えられるほどの人物らしい。私は彼の業績をよく知らないが、映像を見た瞬間に「そういう」世界の人間であるということは察知できた。エキセントリックな視点、アグレッシブなカメラワーク、それは確かに奇抜ではあるが、逆にそれだけしかないというのがこの作品の問題点だ。本来純粋に芸術性を追求すべきクリエイターたちが、あるべき姿を忘れ、こぞってテクニックを競うようになった結果としてこういう作品が生まれるのは、ある種必然的な流れなのかもしれない。アカーランド監督が作り上げた世界にも、そんな醜いエゴが透けて見えた。
では内容はどうかというと、これも大して意味がない。一応青春ムービーという触れ込みだが、中身が半端なく薄いのだ。麻薬に暴行、ストリップに監禁と、好奇心旺盛な若者が飛びつきそうな具材を揃たはいいが、彼らは調理する術を知らなかったらしい。水を張った鍋に丸ごと放り込んだ具材を、調味料は一切加えずぐっちゃぐちゃにかき混ぜて煮込んだスープみたいな話。それを荒削りと呼ぶか出来損ないと呼ぶかは勝手だが。
ただこんな作品でも一つだけ輝いているものがある。それは出演者の演技。ジェイソン・シュワルツマン、ブリタニー・マーフィー、ジョン・レグイザモといった個性派が揃う中、一際目を引くのはミーナ・スヴァーリだ。死人みたいな顔で汚い言葉を撒き散らしながら登場した彼女は、アヘン窟のような場所でジャンキーの彼氏(ジョン・レグイザモ)とドラッグやセックスに耽る毎日を送っている。今までの彼女からは想像もつかない役どころを、疲労感たっぷりに(キュートさもプラスして)演じてみせる姿に、「ただ可愛いだけの女優じゃないのよ!」という強い自信のようなものを見た気がした。
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007/ダイ・アナザー・デイ -- DIE ANOTHER DAY
all cinema online 詳細ページへ 2002年 アメリカ ・イギリス / アクション
  監督 : リー・タマホリ
  脚本 : ニール・パーヴィス
  出演 : ピアース・ブロスナン, ハル・ベリー
  ジュディ・デンチ, マドンナ
 -- TV / 満足度 ★★★☆☆

実のところ私は、過去40年の007シリーズ中で、本作と『ワールド・イズ・ノット・イナフ』しか見たことがない。もちろん歴代のボンドについては多少知っているが、世代的にも悲しいかな私の中でジェームス・ボンドと言えばピアース・ブロスナンなのである。
さて、この手の映画において、ストーリーというものはヒーローを際立たせるための添え物でしかない。『チャーリーズ・エンジェル』もその類で、個人的にはアクションさえ質の良い物が見られればそれにケチをつける気はない。と言ったところで本作のアクションシーンを見てみると、やはり莫大な製作費を投じただけあってかなり派手な仕上がりになっている。所々CGの拙さに苦笑いしてしまう部分もあるが、あれだけの盛り上がりを見せてくれれば許容範囲だ。そして、何といっても遊び心がたっぷり詰まった秘密兵器の数々にお目にかかれるのが楽しい。
しかしこの作品、私にとっては肝心なところがダメなのだ。
というのも主演のピアース・ブロスナンという男、比較的好きな俳優ではあるが、彼にヒーロー性を見出すことだけはどうしても出来ないのである。理由は彼の風貌にある。ブロスナンのシワだらけの顔に滲むのは、生活感や疲労感であって貫禄や渋みではない。そのため彼がクールなアクションをきめようとしても、そこにスマートさやスタイリッシュさといったものは全く生まれてこない。それどころか、そんなに無理して大丈夫かと、彼の体を労りたいような気にさせるのだ。
ファンの間では絶大な人気を誇っているブロスナンだが、私にはどうもしっくりこない。過去の作品も見てないでこんなことを言うのは変かもしれないが、私の中にあるジェームズ・ボンドのイメージに彼は当てはまらない。
それ以前に、彼がアクションを演じているだけで妙な違和感を感じてしまうのだから、ボンド役がどうとかいう問題だけではないのだが…。
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10日間で男を上手にフル方法 -- HOW TO LOSE A GUY IN 10 DAYS
all cinema online 詳細ページへ 2003年 アメリカ / ロマンス
  監督 : ドナルド・ペ トリ
  脚本 : クリステン・バックリー 他
  出演 : ケイト・ハドソン, マシュー・マコノヒー
  キャスリン・ハーン, アダム・ゴールドバーグ
  -- DVD / 満足度 ★★★★☆

今回3度目の鑑賞。
この作品で語られる恋愛観は極めて欧米的なもので、典型的な日本人が共感できる部分は少ないが、恋愛の " HOW TO " ものが売れるという現象は、どこの国でも同じなんだと妙に納得させられてしまう。
さて、この映画の見所は2人の騙し合い。ケイトの執拗な嫌がらせに対し、これでもかとしがみつくマコノヒー。互いに上手くいかない悶々とした感じがなんとも可笑しい。これまで恋愛において一度も苦労したことないであろう美男美女が思い通りにならない恋愛をする様子に、見ている側はなぜか応援したい気になってしまうのだ。これは観客の興味を引きつける魔法のような魅力を持った作品である。
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13 LOVE 30 サーティーンラブサーティ -- 13 GOING ON 30
all cinema online 詳細ページへ 2004年 アメリカ / ロマンス
  監督 : ゲイリー・ウィニック
  脚本 : ジョシュ・ゴールドス ミス , キャシー・ユスパ
  出演 : ジェニファー・ガーナー, マーク・ラファロ
  ジュディ・グリア, キャシー・ベイカー
  -- DVD / 満足度 ★★★☆☆

13歳の少女がある日突然30歳のキャリアウーマンに…
こんなファンタジックな設定にもかかわらず、その大胆さを完璧に失っている点にまず驚かずにはいられない。
大人になりたいという願いが叶ったジェナは、外見だけ30歳で中身は13歳のはずなのに、どういうわけか " 子供っぽい大人 " にしか見えてこない。彼女がかろうじて13歳だとわかるのは、とってつけたような小ネタ(男の裸に驚いたり、お菓子に夢中になったり)のおかげに他ならない。それほどに13歳と30歳の「差」が上手く描ききれていないのである。つまり、この作品がファンタジーではなく「等身大の女性の恋愛ドラマ」になってしまったのは、ジェナの描き方に全ての原因があるだろう。しかし、アクション専門かと思われたジェニファー・ガーナーの脱皮した姿を堪能できる点や、ラストに向けてのハッピーな展開も含め、ライトコメディと割り切って見ればそこそこ楽しめる内容になっている。
余談だが、ドラマ『エイリアス』の撮影中で筋肉がつきまくった彼女の後姿には、格闘家のリング・インかと見紛うくらいの勇ましさがあった。
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12人のパパ -- CHEAPER BY THE DOZEN
all cinema online 詳細ページへ 2003年 アメリカ / ファミリー
  監督 : ショーン・レヴィ
  脚本 : サム・ハーパー 他
  出演 : スティーヴ・マーティン, パイパー・ペラーボ
  トム・ウェリング, ヒラリー・ダフ
  -- DVD / 満足度 ★☆☆☆☆

これだけ登場人物が多いと、個々のキャラクターを丁寧に描くことが難しいというのは理解できる。それでも1人くらいは魅力的なキャラがいても良さそうだ。
だが『12人のパパ』には興味をひかれる人物が1人も登場してこない。
主演のスティーヴ・マーティンは、久々に見たらすっかり老け込んで、体当たり演技にも寒々しいものがある。そして、大きい娘・息子は自分勝手で、ちびっ子に至っては騒々しいだけで個性がまるでない。
さらに、ストーリーもどこかで見たような使い古された展開ばかり。
退屈どころか苛立ちを覚えるほどの煮え切らない作品だった。
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TAXI NY -- TAXI
all cinema online 詳細ページへ 2004年 アメリカ ・ フランス  / アクション
  監督 : ティム・ストーリー, リュック・ベッソン(製作)
  脚本 : トーマス・レノン, リュック・ベッソン(原作)
  出演 : クイーン・ラティファ, ジミー・ファロン
  ジゼル・ブンチェン, アン=マーグレット
  -- DVD / 満足度 ★★★★☆

間抜けですっ呆けたキャラクターに 、私は弱い。この作品のジミー・ファロンは、その好みにどんぴしゃな男だ。豪快さが気持ちいいクイーン・ラティファに揶揄され、もぞもぞと動きまわる彼の姿に思わず笑みがこぼれる。
さて、この『TAXI NY』だが、舞台がフランスからアメリカに移ったことで、これまでのスピードアクションとしての爽快感にアメリカらしいコメディ要素が追加され、上手くバランスのとれたアクションコメディに仕上がっている。
ただ、悪役をジゼル・ブンチェンにしたのはどうだろう。まだ主役と張り合えるほどの実力は彼女にはない。
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N.Y.式ハッピー・セラピー -- ANGER MANAGEMENT
all cinema online 詳細ページへ 2003年 アメリカ / コメディ
  監督 : ピーター・シーガル
  脚本 : デヴィッド・ドーフマン
  出演 : アダム・サンドラー, ジャック・ニコルソン
  マリサ・トメイ, ヘザー・グラハム 
 -- DVD / 満足度 ★★★☆☆

日頃からミーハーも甚だしい私だが、これもその域を超えてはいない。主演のアダム・サンドラー、マリサ・トメイ、ヘザー・グラハム、ジョン・C ・ライリー、クリスタ・アレン、彼らを見れただけで正直お腹いっぱいなところがあった。
笑わせキャラから、振り回されキャラに転向した(かどうかは不明)アダムサンドラー。ハマり役だったかどうかは大いに疑問だが、これで味をしめて、続く『50回目のファーストキス』への出演を決めたのだろうか。
最低限B級コメディのツボは押さえているものの、役者の持ち味が活かしきれてないところが残念だ。
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